幸せな時間
先週の土曜の夜、高校時代の陸上部の同期と一代・二代上の先輩たちと久しぶりに再会しました。急な話でしたので全員というわけにはいかず、都合のつく10人程度となりましたが、中には卒業以来３０年振りに会う先輩もいて、刺激的な時間になりました。
それにしても不思議なものです。30年ぶりに再会した人も、会って何分と経たないうちに、何の違和感もなくまさに昨日も会っていたかのような感じになるのですから。
高校がある練馬区の大泉学園駅近くのお店でのあっという間の6時間。３０年前にタイムスリップ（笑）した、幸せな時間でした。
翌 日曜日は、夕方からの出張を控えつつ、寝不足でやや疲れの残る体を元気に動かしながら早朝の電車を乗り継ぎ1時間半、高校一年生の息子の陸上競技（800㍍）の大会の応援に行きました。東京都大会への出場の切符をかけた支部予選。３０年前・・・当時高校生だった私も出場（400㍍他）した大会です。
小雨交じりの陸上競技場のスタンドの最前列に立って観戦する私の横で、どこかの女子高校生が仲間の走りに精一杯の声援をしています。バックストレート側を走っているランナーには到底聞こえないはずなのに、それでも必死に声を嗄らして「ファイト！」と連呼しながらとにかく一生懸命に仲間を応援している。その声を聞きながら、自分が走っていたあの頃も、こんな風に仲間がいて応援してくれていたんだ、と遠い昔を思うと、今、こうしてこの場にいることがとても幸せに感じられ、何だかわからないのですが涙が出そうになりました。
なんか幸せな時間でした。
午後の800㍍決勝のレースは時間の関係から見ることができず・・・、戻ってデスクワークをした後、空路 広島に向けて出発（見れませんでしたが都大会出場が決まり次の楽しみができました）。月・火と移動しながらコンサルティング先での仕事を終えて山口空港から羽田に戻る夜便の機内では、ウォークマンから高校時代によく聴いていた佐野元春さんの「シュガータイム♪」が流れています。何だかまだ週末の高校モードが続いているような感じで、この曲が妙にいつもより懐かしく感じられる、幸せな時間でした。
翌日 水曜から金曜までは、中小企業大学校 東京校で「経営戦略策定講座」の講義を行ってきました。
中小企業の経営者・幹部・管理者等36人の受講者と共に、一日約7時間の授業を3日間やりきってきました。連日長時間の講義・演習等でしたが、みなさん熱心に受講して頂き、反応も良く盛り上がりの中で無事終了し、充実した時間を過ごしました。
いつもながら・・・、幸せな時間でした。
土曜日からのハードな1週間、でしたが、オフ・オン共に充実と幸せを実感する時間になりました。
