• エムストリームについて
  • コンサルティングメニュー
  • エムストリームの強み
  • コンサルティングの流れ
  • コンサルティング事例
  • PROFILE
  • 会社概要
  • お問い合わせ
  • エムストリームについて
  • コンサルティングメニュー
  • エムストリームの強み
  • コンサルティングの流れ
  • コンサルティング事例
  • PROFILE
  • 会社概要
  • お問い合わせ

3つのOK

今回は、私の大切にしている「3つのOK」という言葉について書きます。
3つのOKとは、ローマ字の「O」と「K」で構成される以下の3つの言葉です。

 

・大いなる感謝
・大人の会話
・己に厳しく

 

私がこの言葉に初めて出会ったのは、今から20数年前、大学時代です。私が学生時代の4年間 陸上競技部で陸上競技漬けの毎日を送っていたことは前回のコラムでもお話ししましたが、この「3つのOK」という言葉は、その当時、同部の監督であった、故・土屋良三氏から聞いたものです。

 

私のいた大学には、専用の陸上競技トラックがなく、私たち部員は、練習のできるグランドを求めて各地を転々とする毎日でした。監督も社会人であるOBの方が、土曜日の午後の練習に会社の休みを使ってグランドに来て下さるという、決して恵まれた環境とはほど遠い状況でした。
そんな状況の中、毎週土曜日や休日の競技会等にグランドに来られた土屋監督が、練習開始前の円陣で、部員たちによく話していたのが、この「3つのOK 」でした。「選手として成長するとともに、1人の人間として「3つのOK」を大事にしてほしい」と。
でも、当時、主将だった私は、練習前の円陣で、上記のような話ではなく、もっと陸上競技に関わる話等をしてもらえないか・・・と思ったものでした。未熟者でした。

 

しかし、当時、そんな気持ちで聞いていた、それほど意識もしていなかったこの言葉が、それから10数年たった30歳代前半くらいから、私の中でどんどん大きく膨らみはじめたのでした。
それは、ちょうど、経営コンサルタントという仕事を始めた時期(前後)と重なっていたのかもしれません。この言葉を改めてはっきりと意識するようになってから、いつか、土屋監督にいつかこの言葉のルーツ(土屋監督も誰かに聞いた言葉だと言われていたことはおぼえています)を聞いてみようと思っていた中、土屋監督は、病に倒れられ、50代の若さでこの世を去ってしまい、今となっては、確認するすべもなくなってしまいました。

 

実は、一時この各フレーズを自分により合ったものにアレンジしたりできないものかと考えたときもあったのですが、結果的には、この3つのOKは3つのOKのまま、今や、私の座右の銘となっています。それは、この3つのOKが、極めてシンプルな言葉でありながら過不足なく、かつ、余計な説明を必要としない、それだけで十分染みこむ、自分を戒め、社会で生きていく様々な場面でとても必要な内容であるからだと思います。

 

今後も、1人の人間として、そして、成長したい会社と社員の人たちをサポートする経営コンサルタントとして、この言葉を常に意識し、一層成長していきたいと思っています。