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止まらざるを得ないとき、でも、決して歩みを止めない気持ちと行動

新型コロナウィルスの影響で、ごく当たり前の日常生活が送れない事態になっています。
思うように外出することもできず、事業者も働く人も大小を問わず影響を受けています。生きている、という、ごく当たり前に捉えていることさえも改めて考えさせられる日々。
様々な業種の会社と、その会社を支える社員の皆さんと向き合っている私も、本当に色々なことを考えながら毎日を過ごしています。

これまでもお話ししてきましたが
当社が経営コンサルティングでご一緒している会社は、基本的に中小企業ですが、業種も規模も様々で、エリア的には、関東、中部、東北、上信越、中国、九州 各エリアに広範囲にわたっています。
各地の会社へは訪問することが基本で、飛行機や新幹線、自動車等を使いながら動き回り、それは限りなく体力勝負とも言え、そうした年月を長年に亘って送ってきました。
でも、今、各会社との取り組みは、WEB会議で行うことが多くなっています。
前回記載したマスクと同じで、いずれこういうリモートの形になるかもしれないと思い、2月の時点で、WEBカメラとマイクスピーカーは複数調達して準備だけはしていましたが役に立つ状態となりました。

ご一緒している各社とは、通常、朝9時~10時位にミーティングを開始し、休憩時間や昼休みを挟んで夕方まで、終日単位で様々な取り組みをします。私が通常 訪問して行っているミーティングは以下のようなものです。
・経営戦略作りや人事制度作り等テーマ別のプロジェクトミーティング(7人~10人程度)
・管理者クラスが毎月集まる責任者会議(10人~25人前後)
・戦略の実行フェーズで行う、経営層や管理者層 参加の戦略推進会議(5人~8人程度)
・社内で実施する社員研修や管理者塾(5人~20人程度)
・経営者層とのトップミーティング(数人程度)  他

こうした様々なミーティングを各社の状況や段階に応じて組み合わせながら行っていますが、上記の全てのミーティングや研修を、訪問しない場合は、WEBベースで行っています。

最初は、うまくいくのか心配もありましたが、実施してみると、意外とストレスなくやれて、パソコンのモニター越しですが いつも先方の会社で私が座っていた席にあたかも座って関係者と喋っているかのような感覚で、終日のミーティングが実施でき、あっという間に一日が過ぎていきます。複数の出先からの出席者をつないで会議を行うことも違和感のない形になりました。
私のデスクの背面には、大きめのホワイトボードを配置し、WEBカメラに収まるように設定して、板書しながらのミーティング進行や研修での講義内容の板書にも何とか対応しています。勿論、本当は、現場で、皆さんと空間を共有しながら、雰囲気を肌で感じながら進めたいのは言うまでもありません。個人的には、そういう感覚を人一倍大事にしながらこれまでやってきましたので。
でも、できるのです。離れていても(「テレ」状態でも)止まらずに、止めずに、進めるのです。感謝しかないです。なぜって、こんなこと、一昔前ならできなかったことですから。一昔前なら、訪問できなくなれば取り組みを中止・延期せざるを得なかったことです。
多少の不便があったとしても、そんなことは 取るに足りないことです。

でも、世の中では、業種によって、休業や事業継続の危機に立たされている会社も、そして、職場を就労機会を失う人も出ています。私がご一緒する会社でもそうした状況への対応に追われている会社もあります。
一旦 立ち止まることを余儀なくされてしまう事態が普通に起きているのです。
星野リゾートの星野佳路社長の最近のコメントに「今経営の力が問われている。私自身、この1ヶ月ほどいろいろなことを予測したり考えたり想定したことはこれまでなかった。今でのやり方や判断基準を変えたことはなかった。・・・」等 とあるように、星野リゾートのような独自性を持った、戦略的な会社であっても、今まさに未曾有の状態に置かれています。

厳しい状況ですが、今は必死に耐え、諦めずに今できることを考え、考え抜き、今できる手を打ち、そして、この先に訪れる、先の状態を想像し柔軟に計画を組み立て・場合によっては組み立て直して、来たるべき時に備えていきたいですね。笑顔を忘れずに・・・。